Time Waits for No One ←( ゚Д゚)ハァ?

住所特定学生。日々のよしなしごとをば。

ノー勉でTOEIC900点とった勉強法?

 

タイトルで「ノー勉」と言っておきながら「勉強法」というのはなんとも詐欺感が否めないが書いていこうと思う。

 

さて皆さんはTOEICって知っているだろうか。

英語を母語としない人の為にアメリカのETSという団体が主催しているテストで昇進やら就活やらなんやらで必要になる人も多いだろう。

ちなみに990点満点で495点ずつリスニングとリーディングに振り分けられる。

 

そのTOEICをこの前初めて受験したら900点(大体受験者の上位1%)だったので共有したいと思う。

 

まずなんでこの記事を書こうかと思ったのかというと試験終了後に5chの掲示板でTOEICの点数がどうとかというスレッドを見つけたので覗いてみたら

「あの問題は悪問」

「今回はやや難化したからしょうがない」

等々のくだらないつぶやきが多かったので自分が受けてみた所感と勉強法を共有したらみんなもっと楽できんじゃね?としょうもない考えにたどり着いたからだ。

 

 

ではいってみよう。

 

TOEICの点数を伸ばしたければTOEICの勉強はするな」

 

突然なにを言っているかと思われるかもしれない。しかしこれこそがTOEICの点数を伸ばしたい人に最も効果的なアドバイスであると思う。

 

その理由はTOEICとは英語力を測る試験でありTOEIC力を測るものではないからだ。

 

筆者がTOEICを受けてみた感想として「センター試験の1.5倍」だと思った(分量・難易度ともに)

調べてみると皆さん800点行かないくらいの人はまず解き終わらないという結果らしい。これは至極当たり前のことでおそらくTOEICの勉強をしていてもあがるのはTOEIC力のみなのだ。

これは900点以上取れる人がやれば効果的だが、それ以下の人が「TOEICに出る単語・熟語・文法だけ学べばいいや」という考えのもと努力したって結果は出ない。

 

TOEICにでやすい単語」を勉強したってそもそも文章のコアになるのはそれを支えるもっと一般的な単語の類を覚えていないわけでどんなにビジネス英単語を覚えようともリスニングは聞き取れないし、リーディングだって単語をつなぐだけのチグハグ読解になる。

例えば

 

Your vacabulary has grown exponentially.

 

この文章の骨格を支えるのは’Your vacabulary has grown’ の部分である。

'has' 'grown' といった単語の原形や意味、なぜこのような文法構造になっているかを知らなければ

’exponentially=指数関数的に’という単語の意味だけ解ってたって意味がないのはお分かりいただけるだろう。

 

そのためまず必要なのが「受験英語の復習」である。

受験英語」と「TOEIC英語」何が違うんだよと言われると高校大学受験で出題される内容はよりオーソドックスでだれのためにもなるように作られている点である。

 

では具体的にはどんな勉強をするべきか。

 

【リーディング編】

①文法問題集の総復習

高校・大学受験用の文法問題集のなかでも左ページに文法のまとめ、右ページに問題がついているタイプがおすすめ。

(目安としてはTOEIC600点以下の人は高校受験編を一度固めてからのほうがよいだろう)

 

なぜならForestに代表されるような文法書はまず分厚すぎて辞書的な使い方をする以外は棚の肥やしになりかねない。

かといっていきなり文法の問題集に手を出しても身になるものが少ない。

さらに新書サイズの文法問題集は自分で手を動かさないから記憶に残りづらい。

 

ということでA4,B5サイズの文法解説と問題がセットになったやつでささっと復習してしまおう。

 

ポイントとしては文法解説でつかわれている例文を音読して覚えてしまうこと。

一つ覚えておけばあとは単語を入れ替えるだけなのでおすすめだ。音読する理由は自分でしゃべって、聞くという二つの記憶手段を一度に達成できるからだ。

音読しながら紙に書いてもいい。そこまで頑張れたら話す、聞く、書く、読むの4つの方法で脳が刺激できる。

ただ挫折しやすいので音読でいいと思う。

 

②レベル別読解問題集

次は身に着けた文法を実際に活用しよう。

「やっておきたい英語長文」

「大学入試 英語長文ハイパートレーニング」

「英語長文レベル別問題集」

など大学受験における定番どころを書店でぱらぱらめくってみて真ん中くらいのページの長文をパラ読みしよう。

 

この時点で7割くらいよめるのを選ぶのが大切だ。

 

簡単すぎても身につかないが半分くらいしかわからないと、進みが遅いし身に着けるべきレベルを超えてしまうから「あれ、これくらいなら読めるかな」くらいのを選ぼう。

 

1.解く

2.答え合わせをしないでもう一度解く(辞書を使ってもよい)

3.2で自分が辞書付きでやった解釈があっているかまで確かめる

4.通しで音読×3~5

→次の問題へ

→次の問題が終わったら一つ前の問題の文章も3~5回程度音読する

→2週間から1か月後にもう一度解く(制限時間5分短縮)

 

答え合わせで自分が先ほど調べた文法、単語の意味などであっているかなどを確認したら音読、音読、音読

せっかく間違え、調べたのだから完全に体に慣らしてしまおう。さきほども言ったように音声で体にしみこませてしまうと、別の文章を読んでても

「あれ、この響き前もやったぞ。」となるので便利だ。

 

単語は?と思う人がいると思う。

単語は文章の中で覚えるのが一番であるため問題集の復習をしっかりするだけでもだいぶ身につく。

また、そもそも単語から始めると挫折しやすい。

 

ただやはり弱点が単語にあると思った人は長文読解と並行して

「Duo 3.0」

「速読英単語」

などがおすすめである。

 

少し長くなりすぎたので続きはまたこんど~~~